ペダルを踏む時、抵抗感がありません。
ヒールも太めで滑ることもありません。
ピアニスト 大嶺未来先生
生地がやわらかく、フィット感がとても良いです。外反母趾気味の私の足でも、痛さはありませんでした。柔らかい素材ですが形がしっかりしていて、パンパン気味のスーツケースに入れても、形の崩れがありませんでした。またクッション性もあるので、足の裏も疲れません。ヒールも太めで、歩く時もペダルを踏むときも安定感がありました。
私が一番気に入っているのは、かかとの部分が少し削られているところです。
通常の靴でペダルを踏むと、ヒールのゴムが削れてしまったり、ヒール(かかと)から抵抗感を感じたりします。細いヒールだと、前に滑ってしまうこともありました。私はヒール部分の抵抗感が嫌で、外で練習するときは靴を脱いで弾くことがほとんどでした。その点、リトルピアニストさんのコンサート用シューズは、かかとがいい具合に削れているので、ペダルを踏むときも抵抗感がありません。ヒールも太めで滑ることもありません。かかとが削れていても、歩く時には何の影響もなく安定感があるので、気に入っています。またステージ上を歩く時に、ヒール音がしないのも良い点です。
〜プロフィール〜
東京藝術大学附属音楽高校卒業・ワルシャワ・ショパン音楽院(ポーランド)卒業・ベルリン芸術大学ディプロマ課程・国家演奏家資格課程卒業
アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール(ポーランド)1位
サン・セバスチャン国際ピアノコンクール(スペイン)1位
ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)・セミファイナリストディプロマ賞
2014年度沖縄タイムス芸術選賞・洋楽邦楽部門大賞
ポーランド広報文化センター主催によるショパンリサイタル(2015年神戸)
ラフマニノフ全曲演奏シリーズ(2013~2016年・全6回東京)
CD『ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39』レコード芸術特選盤
沖縄県出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学在学時に、ワルシャワ・ショパン音楽院(ポーランド)に留学。2006年同校を首席卒業。首席卒業生に贈られるマグナ・クム・ラウデ賞受賞。2010年ベルリン芸術大学(ドイツ)ディプロマ課程を最優秀の成績で卒業後、2012年同大学国家演奏家資格課程修了、ドイツ国家演奏家資格取得。
これまでに庭野佐知子、下田幸二、辛島輝治、ピオトル・パレチニ、故エレーナ・ラピツカヤの各氏に師事。
アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのための国際コンクール(ポーランド)、サン・セバスチャン国際ピアノコンクール(スペイン)優勝を始め、アンドラ公国国際ピアノコンクール3位(アンドラ)、アントゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール3位(ドイツ)、ザイラー国際ピアノコンクール5位(ドイツ)、ルイス・シガル国際音楽コンクール・チリ現代作品最優秀演奏賞(チリ)、ヴィオッティ国際音楽コンクール・ソロプティミスト賞(最優秀女性演奏者賞)(イタリア)、プラハの春国際音楽コンクール・特別賞(チェコ)など数々のコンクールで上位入賞、2005年ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)・セミファイナリストディプロマ賞を受賞。2009年度ベルリン最優秀学生に贈られるスタインウェイ・ベルリン賞受賞。ポーランド、ドイツ、ベルギー、スペイン、クウェート、キプロス、アメリカなどでリサイタルを行い、国際音楽祭での招待演奏、ワルシャワ交響楽団を含む著名なオーケストラとの共演も多い。
2010年帰国後は東京に拠点をおき、東京オペラシティ・リサイタル(2011年)、PTNAピアノコンペティション課題曲CDの演奏収録ピアニスト(2012年)、ポーランド広報文化センター主催によるショパンリサイタル(2015年神戸)などで好評を博す。また、トークコンサート、学校クラスコンサートを全国各地で行っている。これらの活動が評価され、2014年度沖縄タイムス芸術選賞・洋楽邦楽部門にて大賞受賞。近年ではラフマニノフ作品に取り組み、ラフマニノフ全曲演奏シリーズ(2013~2016年東京・全6回)にてソロ曲奏破、CD『ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番/練習曲集「音の絵」作品39』は、レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズBOX推薦盤、音楽現代準推薦盤に選ばれた。現在、尚美学園大学非常勤講師、各コンクール審査員として後進の指導にもあたっている。