伊井光子先生
全日本ピアノ指導者協会正会員、名古屋東ステーション代表。ギロック協会会員。修文大学短期大学部非常勤講師。
ピアニスト、トリフォノフのウィーンでのセミナーを聴きました。彼は学生相手のセミナーの中で「ペダルは8段階に踏みかえて!」と言っていました。
8段階!
私の中ではせいぜい3〜4段階が普通で、日本ではペダルについてそこまで細かい指導を受けません。しかし、ペダル次第で演奏を素晴らしいものに変えることも台無しにすることも可能です。日本人はもっとペダルに意識を持つべきだとその時感じました。
私はピアニストシューズを普段のレッスン時から履いています。多くの感想にあるように、ヒールが高いものでも踵が安定してぐらつきません。靴が足にフィットし、ペダルの感触がとてもよく分かります。試しに足の甲を左右に傾けてみても、踵が滑ってしまうということはありません。
私には高いヒールでの苦い思い出があります。10年以上前、高校生の生徒のコンクールについて行った時のことです。確か生徒はリストの大曲を弾いたのですが、ドレスにハイヒールを履いての演奏でした。高音でf(フォルテ)の和音を弾いた後、すぐに低音での和音に飛ぶところでした。体重は高音から低音なので、右側(右足)から左側(左足)に移動します。盛り上がりの絶頂で、彼女の左足のヒールが滑り、身体はそのまま大きく傾き、彼女は低音の鍵盤に倒れ込みました!もちろん、大音量での不協和音に審査員も観客もびっくりして一同に顔をあげました。私も一瞬のことで何が起こったのかわかりませんでした。そのまま本人は体制を戻して弾いていきましたが、大きなミスタッチでそのコンクールは終わりました。
その時に、もしピアニストシューズがあったなら、このような失敗は無かったことでしょう。
16分音符で浅く細かくペダルを踏む時も、僅かな残響のようにほんの少しペダルをかけたいという絶妙なペダリングが必要な時も、このシューズなら自分の身体と一体化させて意思をペダルまで繋げることが出来ます。
生徒達には美しい音と響きをよく聴きながらペダルを踏むように話しています。子どもの頃から音を聞き分け、効果的にペダルを踏むことは耳を養うことに繋がると思います。
子どもの靴としては少々高価ですが、ストラップを外したり位置を変えたり…と3種類での使い方が出来、素材や質にこだわったお値段以上のシューズだと思います。
私は子供用シューズが履けるようになった生徒達には、ピアノシューズを普段から使って練習するように勧めています。
〜プロフィール〜
愛知県立明和高等学校音楽科、埼玉大学教育学部音楽専攻卒業、同大学大学院修了。
子供のための音楽コンクール(現愛知ピアノコンクール)金賞、PTNAピアノコンペティション全国大会入選他。愛知、東京などでリサイタル開催。現在は、後進の指導に力を入れており、門下生の多くが国内外のコンクールで入賞。
国内最大級・PTNAピアノコンペティションでは毎年10名以上の生徒が全国大会に進出。
また、ピアノデュオ指導にも力を注ぎ、2019年度ピティナ全国大会では金賞2組、銀賞2組を輩出している。ピティナ・ピアノコンペティション、ショパン国際ピアノコンクールinAsiaをはじめ、日本バッハコンクール、ブルグミュラーコンクール、日本クラシックコンクール、ベートーヴェンコンクール、エリーゼ音楽祭などコンクール審査員を務める。
全日本ピアノ指導者協会正会員、名古屋東ステーション代表。ギロック協会会員。修文大学短期大学部非常勤講師。
フラットシューズや素足の時よりも、ピアノシューズを履いた方がペダルを踏みやすくなり、驚きました。
ピアニスト、生駒三都さま
久保惣記念コンサート出演・NHK交響楽団主催クラシックアーティストオーディションに入選・大阪芸術大学 演奏学科 ピアノ専攻 卒
ピアノシューズを履いて演奏をすると、かかとが安定するのはもちろん、ペダルの感触が伝わりやすいのでハーフペダルや、クォーターペダルのペダリングがしやすいです。
無意識にペダルを踏めるようになるので、ピアノコンクールやピアノコンサートの際に とても安心して演奏に集中できます。
フラットシューズや素足の時よりも、ピアノシューズを履いた方がペダルを踏みやすくなり、驚きました。
石黒加須美先生(全日本ピアノ指導者協会評議員。PTNA名古屋支部会長。26年連続指導者賞受賞(2019年現在))
日々、沢山の子供たちをレッスンしていますが、ペダルの効果がますます必要になることを実感し、また、コンクール前のレッスンで、生徒たちがニコニコと靴(リトルピアニストのピアノシューズ)を履くのを目にする機会が多くなっていました。
ある時、「どうしてその靴を履くの?」「どうしていつもその靴に履き替えるの?」と子供たちに尋ねてみると、みんなが「ペダルがとっても踏みやすいもの!」と答えるのです。
「エ~!私も履いてみたい!」と早々に使ってみると、
なんと歩きやすい、足音が気にならない、そして何よりもペダルが踏みやすい。かかとのフィット感が良いのです!
ぜひ、沢山の生徒たちにもっとこのピアノシューズを伝えたいと思っている今日この頃です!
〜プロフィール〜
全日本ピアノ指導者協会評議員。PTNA名古屋支部会長。26年連続指導者賞受賞(2019年現在)
様々なコンクールの審査を行う。これまでに多種多様なメソードを研究。
全国でセミナーやピアノ指導をしている。著書にピアノ教本シリーズ「まいぴあの」「ブルグミュラー25の練習曲ロマン派の作品の指導法」他、多数。(ヤマハミュージックメディア)
木村真由美先生
リトルピアニストシューズとの出会いは娘が購入したことからでした。
サイズが同じなので私も履いてみたところ、とても軽く足全体を優しく包み込んでくれる感覚、そして何よりヒール高が気にならずに安定してペダルが踏めることに感動致しました。従来のハイヒールですと、踵がグラグラして安定せず、ペダルを踏むのにとても気を使ったものですが、このピアニストシューズは見た目の美しいフォルムはもちろん、踵の安定感が素晴らしく、微妙なペダル操作可能にしてくれました。ピアニストシューズは演奏者にとってはコンサートに欠かせないアイテムとなっています。 またステージでの足音も気にならないので、私は発表会でのお手伝いの時にも使用しております。演奏する生徒さんはもちろんのこと、足台設置やお手伝いの先生方、お母様方にもぜひお勧めしていきたいシューズです。
木村麻里江先生
足のサイズが少し大きいため、靴選びはなかなか気に入ったものに出会えないことがよくあります。
リトルピアニストさんのシューズはサイズ展開が豊富なところも魅力の一つでした。また、皆さん絶賛されている通り、生地がとても柔らかく足全体をやさしく覆ってくれるフィット感です。
ピアノを弾く際、しっかりと足に力をかけて踏ん張れる上に、ペダルを踏むときのぐらつきもありません。また、靴自体が軽いため、練習やリハーサルから演奏会本番まで、長時間履いていても疲れを感じることはありません。
演奏会や教室の発表会など、演奏者側としてもスタッフ側としても、これからたくさん活用させていただきます。
〜プロフィール〜
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。同大学大学院修士課程修了。
大学在学中、留学奨学金を得てロンドン・ギルドホール音楽演劇学校に短期留学。ピティナ・ピアノコンペティション新人指導者賞、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA指導者賞受賞。現在、北海道岩見沢市にて後進の指導にあたっている。
ピアニスト 久保山千可子さま
国立音楽大学ピアノ科卒業 全日本指導者協会 正会員 PTNAセルクルステーション代表、日本バッハコンクール福岡予選主催
私はコンサート用ピアノシューズ本革ブラックを愛用しています。
生達は様々なタイプを履いていますが、噂通りやはり素晴らしいシューズでした!
生徒達がすごく履きやすい!!と話していた通りフィット感がすごく良くて履いていて疲れません。
私はこの数年、かかとの低い靴ばかり使用していてヒールのある靴を履かない生活をしていました。他のかかとのある靴を履いているとどこかきつくて硬い感じがしていましたが、この靴は足へのフィット感の良さだけでなく、ペダルの踏んだ時の精密さも良く、足に負担がかかりません。この靴を履いていると気持ちの良さもあり、楽しい気持ちにさえなります。
足のサイズが小さい子供達にも是非薦めていきたいです。ありがとうございます!
〜プロフィール〜
国立音楽大学ピアノ科卒業 全日本指導者協会 正会員 PTNAセルクルステーション代表、日本バッハコンクール福岡予選主催、ショパン国際コンクール イン アジア福岡予選事務局、エリーゼ音楽祭全国各地予選・全国大会事務局スタッフ 九州国際フェスティバル代表
セルクル・ジャパン主催 、ピアノ教室、少年少女みなみ主催 「なっちゃんの大冒険」を2015年に娘の久保山菜摘と親子で著書。
いしかわ国際ピアノコンクール実行委員長 東海林也令子さま
石川県ピアノ協会会長。いしかわ国際ピアノコンクール実行委員長。
素敵なご縁で、私のもとに憧れの「ピアノシューズ」が届きました!
9月12日、石川県立音楽堂開館20周年記念式典とコンサートがありました。
記念式典では、音楽堂に貢献した7団体に感謝状と記念品が贈られ、私が会長を務める「石川県ピアノ協会」も表彰していただきました。
着物の反物で仕立てたロングドレスに身を包み、届いたばかりの「ラインストーンのストラップ付き、シルバーの子ヤギ革モデル」のピアノシューズを履いてステージに立ちました。
ピアノは演奏しませんでしたが、軽くて柔らかく足になじみ、クッションも良く、ステージ上で足音を立てることもなく優雅に歩くことができました。
2014年12月、石川県文化功労章をいただいた時のこと・・・。
その授賞式が石川県庁のフカフカの絨毯を敷き詰めた広い立派なお部屋でありました。
名前を呼ばれて椅子から立ち上がり一歩足を前に出したところで、フラッと倒れそうになり、県知事から大丈夫ですか?と声をかけられ、ちょっと恥ずかしい思いをしました。
というのも、やはり、着物の反物で作ったロングドレスでしたので、7cmの細いヒールのフォーマルシューズを履いていました。
フカフカの絨毯でバランスを崩したのでした。
この時に、このピアノシューズがあればバランスを崩すこともなかったでしょう!
これからは、発表会などのステージ上で活用させていただくのを楽しみにしています。
ピアニスト 平間百合子さま
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、(社)日本演奏連盟会員、(財)日本ピアノ教育連盟会員、ショパン国際ピアノコンクールinASIA組織委員会委員、ピティナ全国決勝大会審査員
足元を固めてから仕事にかかる、など基礎を固める事の大切さは古くから言われておりますが、ピアノ演奏も地に足がついてこそ良い勉強、良い表現ができます。
小さい方を指導する場合は、まず左足がしっかり踵まで足台につき身体を支え上半身がリラックスして音楽を感じていること、右足が少し前に出てペダルを足の指で感じることを身につけてもらいます。
私はレッスンの時にもステージ用の靴を持って来るよう勧めており、ほとんどの生徒がレッスン室では靴を履いています。
また、音楽は静寂の中から生まれなくてはならず、足台をセットするお母様方の足音に対するデリカシーにも配慮し、お声がけしております。ステージへの登場の瞬間は、演奏者も足台係りも、これから始まる音楽の額縁のようなに雰囲気を感じて静かな靴音で登場したいものです。
音楽を愛する皆様のステージはもちろん、練習時や足台係のお母様にもピアノシューズをお勧めいたします。
〜プロフィール〜
国立音楽大学ソロ・室内楽コンサート、期待される音楽家の夕べ等に出演。イタリアジーノネリ、ガブリエリブラス、仙台フィル等とコンチェルトを共演。ピアノリサイタル開催や声楽、フルートとの共演で演奏活動を展開。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、(社)日本演奏連盟会員、(財)日本ピアノ教育連盟会員、ショパン国際ピアノコンクールinASIA組織委員会委員、ピティナ全国決勝大会審査員、課題曲セミナーや公開レッスン講師、トークコンサートを担当。アメリカワールドピアノコンクール他多数のコンクール審査員を務めている。ピティナ特別指導者賞、トヨタ指導者賞、ヨーロッパ国際ピアノコンクーinJAPAN特別優秀指導者賞等を受賞。門下生はピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会、ショパン国際ピアノコンクールASIA大会、ヨーロッパ国際ピアノコンクールinJAPAN、日本ベートーヴェンコンクール、全日本アールンコンクール、いしかわ国際ピアノコンクール、ポーランドSzczepaniakショパンコンクール等で金賞、銀賞、第1位などをソロ、デュオ、コンチェルト部門で多数受賞している。
藤原亜津子先生(ピティナ(PTNA)全国大会審査員・音大付属中高ピアノ科講師)
昨今、ピアノコンクールが盛んになり子供たちの演奏レベルが上がる傾向にあります。
より豊かな表現を実現するために、ペダルの必要性も高まってきました。
足台を工夫している姿も多く見受けられます。
そこで、楽にペダルを踏める画期的なピアノ演奏用シューズのデビューです。
気品あふれるデザインはピアノ発表会やコンクールに最適です。
ピアニスト 二本柳奈津子さま
大阪千里バスティン研究会代表・ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会審査員、ショパンコンクールインアジア全国大会審査員
ピアノための靴「ピアノシューズ」が出来たと知り、早く実物を触ってみたいと思っておりました。そんな折、小学校高学年の門下生が続けて2人「ピアノシューズ」を購入したのです。高学年にもなって来ますと、かなり繊細なペダリングを要求される曲を弾くようになって参りますので、レッスンでも細かくペダリングの指導をしております。
習った事を如実に本番で再現するために、なかなか靴選びは難しいです。
購入した生徒に聞きました所、とても踏みやすいと言うので、私自身も取り寄せてみました。細かなところまで良く考えてあり、緊張すると足がガクガクしてしまい、ヒールのある靴ではとても不安定になりがちなのですが、床にあたる部分だけがカットしてあり、今までにない安定感が得られます。中敷きがストッキングでも滑らないように加工してあり、少しでも靴の中で足が動くのが気になる性分でしたので、この工夫のとても嬉しく気に入っております。
これから、生徒たちや指導者仲間にもこの「ピアノシューズ」を教えて差し上げたいと思っております。
〜プロフィール〜
京都女子大学教育学科音楽教育学専攻卒業。門下生からは各種ピアノコンクールで入賞者を輩出。特にピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会においてはA2級、A1級、B級、C級、D級、E級、F級、Jr.G級、G級、特級で金賞、銀賞、銅賞、ベスト賞、優秀賞、審査員特別賞に入賞し、自らも指導者賞、トヨタ指導者賞、特別指導者賞を受賞。導入からまんべんなく育て上げる指導法は注目を集め、全国各地での指導法セミナーは好評を博す。現在、大阪千里バスティン研究会代表、ピティナ北大阪ステーション代表、ピアノステップアドバイザー、ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会審査員、ショパンコンクールインアジア全国大会審査員など各種コンクールの審査員を務める。ピティナ正会員。 著書にオリジナルの新しい読譜トレーニング、「ラインとハンドサイン」(東音企画)がある。