ピアノシューズ 9月の発送について
ドイツベルリンで行われる「"The Future of Music and Arts in Medicine and Health"」研究発表及び展示会出展のためお休みさせていただきます。
■休業期間:2024年9月16日~9月25日
この期間のご注文・お問い合わせにつきましては、休業日明けより順次ご対応させていただきます。
■発送時期 2024年9月16日から9月25日のご注文分は、年9月26日から順次発送
筑波大学体育系准教授 足立和隆先生
ペダリングでは、5キロから7キロの力が右足だけに掛かり、発育期の子供の場合、適した靴を履かないと骨の発達に影響します。ピアフィットは靴底の堅さや形状、踵部の湾曲が人間工学的に理にかなっています。特にペダリング動作が楽に、思い通りになるのは、支点が足関節の真下近くに来るためです。その結果、足への負担や意識が軽くなり、脳の働きを指の動きに集中させることができます。
公園にあるシーソーの中央付近に立つと、より少ない力でシーソー全体を左右に動かすことができます。ピアフィットも同様で、足と一体になるように包み込まれた踵部分が、地面に対して支点として安定することで、踏み込むのではなく、足先を下ろす程度の力で、軽快なペダリングを実現させているのです。
筑波大学との産学連携共同研究の研究発表をドイツベルリンの音楽医療学会で発表します!
実証実験では、被験者(ピアニスト)の足の動きで筋肉にどのような負荷がかかっているかを明らかにするために、つま先を持ち上げる時に使う「前脛骨筋」、つま先を下す時に使う、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」、そして横方向の動きに関係する「長腓骨筋」という4つの筋の動きを筋電図によって調べました。さらに靴の先端には加速度計を装着し、左右のぶれや動きを計測しました。その結果、ピアフィットを履いた場合は、筋活動は他のスリッパ等より明らかに負荷が小さく、さらには加速度計でも左右のぐらつきが少ないことが明らかになり、ピアフィットがペダリング時の安定感に寄与していることがわかりました。