足の情報から身体や指の在り方を向上していける唯一の存在。
心から信頼しています。
ピアニスト・作編曲家 沼光絵理佳さま
《 ピアノシューズの感想 》
履いた瞬間に柔らかく包み込まれる感覚で、立った時に足裏の特定の場所に体重を感じることもなく、非常に軽やかに歩けます。そして、この七色に光るブラックラメが本当に素敵な光を放って、履くだけでとっても心が高揚します。
7.5cmヒールはこれまでのモデルに比べてヒールが細いにもかかわらず、繊細なペダリングでは足と一体化し、ペダルを離す動作にも前滑りすることなく、湾曲ヒールの威力を一番感じることができます。
ペダルを踏む時には踏み込む深さを調整したり、響きを混ぜ合わせる時には踵を浮かせることもありますが、浅いペダリングでも、柔らかなソールからどれくらい踏み込んでいるか足裏に的確に伝わってきます。
おかげでペダリングの可能性を広げることができますし、新しいアイディアにも挑戦できるので演奏の幅が広がりました。リトルピアニストのシューズに出会うまで、自分の足はどの靴を履いてもペダリングには問題ないと思っていました。
でもこのシューズを履いた途端にまず軽やかさに感動して、次に一体感に感動し、その感動の元には研究し尽くされた演奏のための設計が盛り込まれていることに感動しました。
それ以来、基本はコンサート用を履き、レコーディングの時や重心をより意識したい時はアプロディーテを履き、ソリストの時や靴も存分におしゃれできる時はプロ用を履いています。まさに、シューズと二人三脚で演奏に挑むことができ、足の情報から身体や指の在り方を向上していける唯一の存在で、心から信頼して履いています。
《 沼光絵理佳プロフィール 》
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校及び同大学を経て、現在ソロをはじめ国内オーケストラ・ピアニスト、室内楽等の共演ピアニストとして、また作・編曲家として多くの作品を提供するなど精力的に活動している。これまでにピアノを池川礼子、武田真理、多美智子、多紗於里の各氏に、室内楽を故Goldberg山根美代子氏に師事。Jr. ジーナバックアゥワー国際コンクール2位(アメリカ)、東京・サントリーホールにて受賞披露演奏会に出演。ピティナ・ピアノコンペティション特級3位。ニューヨークにて、故アリーシア・デ・ラローチャ氏の薫陶を受け、氏のコンサートのオープニングアクトを務める。アンサンブル of トウキョウ、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド放送クラクフ交響楽団、サヴァリア交響楽団(ハンガリー)など、世界各地でオーケストラとの共演やコンサートに多数出演。オーケストラピアノとして、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、なにわオーケストラウィンズ、THE ORCHESTRA JAPAN、大阪フィルハーモニー交響楽団など多数客演している。2005年、東京・サントリーホールにて自身のリサイタルを開催。2006年より、フジテレビ系ドラマ及び映画、アニメ「のだめカンタービレ」の音楽演奏及び作曲、サウンドトラックCD収録に参加。アニメ版では演奏シーンの全篇吹き替え、ドラマ・映画では収録、吹き替えの他、俳優へのピアノ指導を担当する。テレビ朝日「題名のない音楽会」では、本来の演奏者であった故羽田健太郎の代役を務めた。クラシック以外にも、国内サーキットで行われるモータースポーツの大会テーマ曲等作曲の他、J-POPアーティストのツアー編曲、ピアノの収録も多数行っている。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学夏期国際セミナーに公式伴奏者として招待される。また、演奏家の見地から捉えた独自のソルフェージュや和声・楽曲分析などで後進の指導にも力を注いでおり、ピアノの他に指揮科や作曲科からの信頼を得ている。映画『にしきたショパン』の編曲と演奏収録に参加。マドリード国際映画祭にて最優秀作曲賞受賞。ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」45周年記念曲「虹へ」を作曲し現在オンエア中。また、「牛乳石鹸の歌」を史上初めてピアノ編曲を許され、番組内天気予報で採用されている。2021年5月、自身初のソロCDを299MUSICより発売。「レコード芸術」準特選盤、「音楽現代」推薦盤、Naxos Music Libraryにおいて「今週の一枚」紹介の他、2021年度のショパン主要曲再生回数ランキングではスケルツォ第2番で1位、バラード第4番、遺作ノクターンで3位を獲得。Spotify特集に選ばれるなど多く評価を頂いている。エフエム京都 放送番組審議会委員。