「蜜蜂と遠雷」リーディング×オーケストラコンサートでピアノシューズが使われます。
「蜜蜂と遠雷」リーディング×オーケストラコンサート コトダマ音楽会とは、直木賞・本屋大賞を受賞した「蜜蜂と遠雷」を歌と朗読とピアノとオーケストラで表現したコンサートです。
東京フィルハーモニー交響楽団・ピアノ(西本夏生さん)で奏でる音と、言葉をまるで旋律のように組み合わせた新しい形のシンフォニーです。
~西本夏生 プロフィール~
San Giovanni Teattino国際ピアノコンクール第1位(2014)、Campillos国際ピアノコンクール第2位(2012)、マルタ国際ピアノコンクール第2位(2015)、Spanish composers国際ピアノコンクール第3位(2012)、 Jose Roca国際ピアノコンクール第3位(2013)等を初めとして、数多くの国際コンクールにて上位入賞。これまでに世界10カ国以上で演奏しており、2014年にはフランスのPiano à Castelnaudary音楽祭に招かれ、そのリサイタルは現地で高い評価を得た。ソリストとしてもヨーロッパ諸国で数多くのオーケストラと共演しており、特に2017年にはバルセロナ市立ウインドオーケストラとカプースチンの「ピアノ協奏曲第6番」のヨーロッパ初演をスペインにて果たし、その様子はCatalunya Músicaにて放映されるなど現地で熱狂を巻き起こした。
日本でも人気の高い現代ロシアの作曲家ニコライ・カプースチンの作品に傾倒しており、カプースチン自身と直接に交流をもつ数少ない日本人ピアニストの一人として国際的に知られる。2012年にはカプースチンの4手作品ばかりを集めたCD ”piaNA plays Kapustin”を自身のピアノデュオpiaNA(西本夏生&佐久間あすか)名義でリリース。また同年カプースチン本人よりに2曲のピアノデュオ曲「Three for two op.145」「Capriccio op.146」が献呈され、2014年日本で2曲の世界初演を行った。
2018年には青柳いづみことの共作でCD「ドビュッシーの墓に」(アールレゾナンス)が刊行予定。現在は東京を拠点に、国内外においてソロやピアノデュオ、室内楽など幅広い活動を展開している。